2rほん生活は合わないのだ。

「でもね、大変になるよ・・・・・もうすぐね・・・・・」

「え?」

RRRRRR----RRRRRRR

「非常呼集・・・・・・まさか・・・」

「そ、そのまさかだよ。行こうか?」

「いかり君と一緒・・・・・」

昔、「お母さんと一緒」っと言う感じの番組が・・・・・・・・

余談である・・・

「じゃ、早退しますね」

「センセ!頑張るんやぞ!」

「うん、簡単に殺されてたまるかって」

このクラスは、シンジ達のこの行動にはなれている。

誰も不思議に思わないのだ。

助けらえて当然と思っているのが現状だ。

 

 

 

ネルフ

 

「シンジ君が先に行って敵を調べてきて」

「リツコさん・・・・・」

「どうしたの?行きなさいよ」

僕は、綾波を呼んで、ケイジに入っていった。

「どうしたの?」

「・・・・・・・使徒から光が発せられたときに・・・・ドグマに降りてくれないか?」

「え?」

「・・・・・・ヤリを・・・・使うんだ・・・」

「・・・・・・わかったわ・・・・」

 

そして、外に出た。

使徒から光りが注ぐ・・・・・・

 

「いかり君・・・・・約束・・・・守ります・・・」

「レイ?」

「ドグマに降ります・・・」

「・・・・・許さん。命令していないぞ」

凄みを利かせて言ったつもりらしい。

「命令より、いかり君との約束が大事・・・・・・」

「レイ!命令だぞ!」

「・・・・・そんな拘束具・・・・・私には無い・・・・すみません碇司令」

「レイ!」

零号機に入っていった。

「プラグを入れるな!起動させてはならん!」

「しかし!」

「命令だ!」

「・・・・・・・わかり・・・・ました・・・・・・」

このままでは、起動できない。

いかり君・・・・・私は・・・・・人間で有ると言う約束を破ります・・・・

「零号機起動!」

「何で?プラグは挿入されていないのよ!」

「わかりません!」

「・・・・・レイ・・・・・・」

レイは、リリスの力を使って起動させた。

拘束具を切り外し、零号機の手でプラグを挿入する。

固定は、力を使ってした。

「レイ・・・・・お前は・・・・・」

「レイ!シンジを助けなさい!」

「セカンド!レイを止めろ!」

「・・・・・・・・ハイ・・・・」

どうも、辻褄が合わない・・・・

「弐号機起動しました」

「え?!地上まで・・・・・よじ登っていきます!」

「シンクロカットだ!」

「信号拒絶!」

「何だと?・・・・・・どう言うことだ?

ママ・・・・・ありがとう・・・・・

私に協力してくれるのね?

 

地上

 

僕の心を覗いて面白い?

・・・・・・・。

僕の過去を知って面白い?

・・・・・・・・・。

だって・・・・・。

・・・・・・・。

君も殺されちゃうんだよ?

・・・・・・・・・。

ごめんね・・・・・・僕が前より強くなっちゃったから・・・・。

・・・・・・・。

僕にはね、守るべき物があるんだ・・・・・・。

それは・・・・何?

口をきいてくれたね。よかった・・・・。

何?

それはね、第十八使徒・・・・リリンさ。

仲間・・・・。

そう・・・・でもね、リリンは本能を無くしてしまったからね・・・・もう仲間じゃないんだ・・・・・ごめん。

・・・・・・・・一人・・・・・。

そう・・・・君は一人なんだ・・・・・でも使徒の魂は・・・・巡り、そして、戻って来るんだろ?

・・・・・・・・・

人間で言うとね、生まれ変わるって言うのかな?

・・・・・・・・。

生まれ変わったら・・・・・仲のいい、友達になろうね・・・・・・。

・・・・・・・・・・。

どうしたの?精神汚染しないの?

・・・・・・・・・・・・友達・・・・・なってくれるの?

・・・・・うん・・・・。きっと・・・・友達になれるよ・・・・・。

今は?

そうだね・・・・・・今の君は・・・・敵と見られてしまう・・・・・せめて・・・・人間の体にならないとね・・・・・

・・・・・・・生まれ変わる・・・・人間に?

そう、人間に・・・・・きっと楽しいよ・・・・。

そう・・・・・。

ごめん。そろそろだね・・・・。

さようなら・・・・・・また・・・・・生まれ変わったらね?

そうだね・・・・・こう言う場合はさようなら・・・・なんだね・・・・・。

 

「シンジ!レイからヤリが届いたわよ!」

レイが、ドグマからヤリを地上のアスカのもとへ投げたのだ。

「てぇいりゃぁぁぁぁぁぁ!」

ATフィールドに干渉する。

そして、侵食。

突き破り、コアを捕らえる。

さらに、コアに吸い込まれるように刺さっていく。

「さようなら・・・・また・・・・会おうね・・・・」

「シンジ?無事なの?」

「無事だよ・・・・・」

シンジは誰も拒まない。

使徒でさえも、心を開く。

戦闘中は不利かも知れない。

しかし、だからこそ心が強くなるのだ。

だから、今度の使徒も見るだけ、覗くだけ・・・・

だから、使徒でも友達になれる・・・・

だから、優しい・・・・

「回収しろ・・・・早く!」

「は、はい!」

緊急回収された。

 

司令室。

 

「何故・・・・・・命令を破った?」

「シンジがいなければ私はEVAに乗れなくなるからです」

「いかり君との・・・・・約束だから・・・・・命令より重い・・・・約束・・・・」

「レイには失望した・・・・」

決定打の言葉を放つゲンドウ。

しかし、裏切られた。

「私は・・・・あなたの人形ではない・・・・・あなたは・・・・・私の中のユイさんを見ようとしている・・・・・」

「・・・・・・歯向かうのか?」

はぁ・・・・と、ため息を吐きながら言うシンジ。

「諦めな・・・・・・綾波は意思を持って生きている・・・・操り人形にはならないよ」

「・・・・・・・・・・余計な事を・・・・・しかし!」

「スペアだろ?無駄だよ。綾波は人としての自我を確立した・・・・・・スペアの肉体に、魂は宿らないよ」

「・・・・・・・・・・・計算済みか・・・・」

「うん、最近やっと自我を確立できたからね・・・・・・・もう取り替えられない・・・・ダミーも終わりさ」

そう、これで・・・・・・量産型も・・・・来ないかな?

「・・・・・・・・約束の時は・・・・必ず訪れる・・・・・・覚悟しておくんだな・・・」

「覚えておくよ」

そう言って、承諾も無しに三人で部屋を出ていく。

入れ替わりに、リツコが入っていった。

「司令・・・・壊しますか?」

「・・・・・・・いや・・・・・パーツの予備だ・・・・壊すな」

「わかりました」

 

自宅

 

「いかり君・・・・・・さっきの話・・・・・・私は・・・・計算されて・・・・一緒にいたの?」

「半分はね・・・・・でも・・・・好きだよ・・・・一緒にいてね?」

「・・・・・・うん・・・・・私も・・・・一緒にいたい・・・・」

パンパン

手が叩かれた。

「お熱い事は、寒波に襲われた所でやって!こっちは一年中真夏で暑苦しいのよ!」

「あ、ごめん。アスカも・・・・好きだよ?」

「付け加えみたい・・・・・・むかつくわ」

「え?あ・・・・ごめん」

結局謝るシンジ。

「・・・・・・内罰的・・・・・」

「心の弱さを隠す手段さ・・・・・」

「何よ・・・・・」

「アスカも・・・・・気張る事で弱さを隠しているからね」

「な、何よ!」

今になってばれたと思っているアスカ。

もともとばれている。

「で、夕食は?」

「今から作るよ。待っててね」

「手伝う・・・・・・・・」

仲良くお料理。

アスカはソファーでテレビ鑑賞。

(何よ・・・・何がわかるって言うのよ・・・・・・私がばかみたいじゃない・・・・・)

 

 

「ふんふんふ〜ん!ふんふんふんふ〜ん!(運命)」

「どうしたの?いかりくん」

「歌はいいね」

「そう?」

「そうだよ」

カヲル君とキャラ被って来たかも・・・・・

「シンジィ!鼻歌なんて歌ってないで、早く作りなさい!」

「もう出来たよ」

「あ、っそう」

次は最後の使徒・・・・

僕にとってね・・・・

カヲル君を使徒だと思いたくないもんね。

 

 

 

 

そして、その使徒はあまり時間がたたないで来た。

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