2rdステージ 拾三

           〜迫り来る危機〜

 

 

 

 

「シンちゃん、今日の結果はどう言う事なの?」

「さぁ・・・・ちょっと怒ったらああなったんです」

恐ろしいわね・・・・・・・

あれがシンちゃんの実力だとしたら・・・・・・怖いわよ・・・・・・

「あれ?シンジ・・・いたの?」

「うん、どうしたの?」

「いえ・・・・・どうしたらあんな・・・・結果が出るのかなって・・・」

アスカも知りたいのか・・・・・・

「まさか、機体が違うとかは無いだろうし・・・・・」

「・・・・・初号機と弐号機はまったく違うよ・・・・・・基本が違うんだ・・・・・・」

「へ?だから・・・・あんな結果が出るの?ばっかじゃない!だったらテストタイプより・・・・・・」

「そう言う問題じゃないんだ・・・・・・もし、アスカと僕がシンクロ率同じで戦っても僕は絶対に勝てるよ・・・・・・」

「どう言う事よ!説明しなさい!」

「・・・・・・・・・今は無理だね・・・・・ごめん・・・・・・」

「え?シンジ!」

僕は、その場で倒れた。

ちょっと体が熱っぽいかと思ったけど・・・・・・

ぼくは、ネルフの病院に運ばれた。

 

 

病院

「で!シンジは・・・・」

「過労です」

「え?過労って・・・・・・・」

アスカには、理解できなかった。

自分が見ている限りでは、ちゃんと人並みに休養を取っているように見えたからだ。

そこに、検査結果を調べていたリツコが来た。

「そうね、過労といっても、精神的なものよ」

当たり前ね・・・・・あんな精神力普通じゃないもの・・・・倒れなかったらおかしいわよ・・・・・・

 

病室

 

「・・・・・調べたけど・・・・彼は深い眠りをほとんでしていないわ」

「どう言う事?リツコ」

「眠りには、レム睡眠と、ノンレム睡眠と言うのが交互に起こっているの。

これは、眠りの深さなんだけど・・・・・・シンジ君の場合は、浅い眠りが多すぎるのよ。

しかも、大怪我した時もそうだったみたい・・・・・・疲労が取れても頭が起きているから精神的なものは取れないのね」

三人で愕然としていた。

普通、体のサイクルなので、そうなる事は無いのだ。

「多分・・・・・・よっぽど、酷いショックなんか受けたんじゃない?

それで、サイクルが変わった・・・・・・でも、命に関わる事よ」

「・・・・・・治るの?」

「・・・・・いいえ、これは、精神的な問題。彼が、安心して眠りにつくことが出来たら・・・・もしかしたら治るかも・・・・・」

「やっぱり・・・・レイかしら?」

ミサトにとっては当然の考え方である。

「いいえ、多分・・・・こっちに来てからずっとよ。よく今まで持ったわよ・・・・・・・もったはやく倒れてもおかしくないわ」

「・・・・・・・・・・シンちゃんって・・・・何者なのかしら?」

その日に、三人はシンジに今までにない不信感を持った。

 

 

1週間後

 

「アスカ、あなた一人だけど・・・・・・まぁ頑張ってね」

この日は、裸でエントリーしている。

レイは、まだ出てきていない。

シンジは入院中。

実験開始から、10分後。

他の場所

「淡白壁が劣化しています」

「そうか、早急に対処しろ」

「はい」

しかし、劣化は止まらなかった。

どんどん広がっていった。

「・・・・・汚染している?どう言うこと?」

誰かが壁に発砲したけれども、拒まれた。

「ATフィールド・・・・使徒?」

「・・・・わからないわ・・・・・」

メキオールが、ハッキングされた。

すでに、第十一使徒として、認識されている。

「レイを開放!急げ!」

(まさかな・・・・シンジが言った事はこれだったのか?しかし・・・・死海文書にはない・・・・・・)

ハッキングは、どうにか進行を遅められた。

「・・・・・シンジ君は・・・・病院ね?」

「え、ええ・・・・・」

 

 

リツコがシンジの病室に来た。

「起きているわね?」

「ええ、どうしましたか?」

「・・・・・知っているようね、どうすればいいと思う?」

「・・・・・・・・・・アスカがまだ乗っていますね?初号機は地上に出ていると思うし・・・・・・・・・」

「・・・・・・お見通しね」

「さぁ?知りませんよ」

「・・・・増殖して増えているわ・・・・それに、進化していっているみたい・・・・・・」

結構困っているみたいだ・・・・・

「リツコさん、進化を続けると・・・・どうなりますか?」

「・・・・・最終的には・・・・死よ」

「それが答えです」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・進化促進プログラムを・・・・・・・ありがとう・・・・・・」

「・・・・僕の事はほうっておいてください・・・・これから大変になるでしょうし・・・・・・・・・」

 

 

 

ネルフ

「マヤ!内部に行くわよ!」

「はい?どう言う事ですか?」

「内部からMAGIにアクセスするの!その方が早いわ!」

 

 

内部

「母さん・・・・バカ・・・恥ずかしいじゃないの・・・・」

<碇のバカ>

確かに恥ずかしい・・・・・・

「これって凄いですね、裏コードが・・・・・・」

「驚いている場合じゃないわ・・・・・早く」

「はい!」

 

 

こうして、使徒の進行は止められた。

しかし、本当に殲滅したかは定かではない。

リツコは、シンジに対してさらに興味を抱いた。

あれだけ、判っているなんて・・・・普通じゃないからだ。

シンジは、それから4日後に退院した。

 

ネルフ

「碇司令、シンジ君ですが・・・・・・これと言って妖しい場面や行動はありません」

前に頼まれた物の結果発表だ。

「・・・・・・場面はあるだろう・・・・・・」

「あ、ネルフではそうですが・・・・・・普通の中学校生活を送っています」

「・・・・・・・おかしいな・・・・・・スパイなら・・・・連絡を取り合うはずだ・・・・・・

しかも、死海文書に無い使徒を予測していた・・・・・・・」

「はい、そこがわからないのです。MAGIで調べても判りませんでした」

「・・・・・・・・・老人達の反応を見てみよう・・・・反応があればゼーレのスパイと思ったほうがいい」

そこに、もう一人来た。

「加持ですが・・・入りますよぉ」

「・・・・入れ」

いまいち緊張感が無い・・・・・・

「シンジ君ですがね、彼はただの中学生です。やってるとしたら、単独です」

「何故わかる?」

「まぁ・・・司令達ならわかっていると思いますが・・・・私と同じなら私がわかりますからね」

「・・・・・・・・・・・そうか、わかった・・・・・・サードの監視を通常の5倍に引き上げる」

「はい」

しかし、シンジは・・・・・・・・何処の組織の者なのだ?

わからん・・・・・

あいつを預けていた所でも怪しい動きは無かったらしいし・・・・・・

私がシンジを恐れているのか?

私は・・・・・

 

 

 

 

 

自宅

 

「ただいま」

「お帰りシンジ」

綾波は帰ってなかった。

「レイはね、ミサトが言うには帰ってきたくないんだって。ネルフで個室を取っているわ」

「・・・・・・・・そう・・・・・・わかったよ・・・・・・」

ショックだ・・・・・綾波が帰りたくないなんて・・・・・・

どうしてだ?

僕がなにか悪い事でもしたの?

それとも父さんが・・・・・・

わからないよ・・・・・・

わからない・・・・・・

どうして帰りたくないんだよ・・・・・・

綾波の帰ってくるところはここなのに・・・・・・

僕は・・・・・・無力なのか?

今行っても・・・綾波に拒絶されるかな?

わからない・・・・・・・

「・・・・・ネルフに行ってくるよ」

「レイの所?」

「うん・・・・放っておけないよ・・・・・・」

シンジ・・・・・・私じゃだめなの?

レイがいいの?

そりゃ・・・・私はEVAしかないけど・・・・・

家事・・・・教えてもらおうかな・・・・・・

でも・・・・・・・恥ずかしいな・・・・・・

私が好きだと認識し始めて・・・・・・1ヶ月かな?

ふふふ・・・・鈍感シンジだから気付いてないかな?

ミサトは・・・・気付いているわね・・・・・・

あいつがシンジに言ったら・・・・どうしよう・・・・・・

素直に・・・・言おうかな?

誤魔化すかな?

レイなら・・・・・素直にいうだろうな・・・・・・

羨ましいなそんな性格・・・・・・

私には・・・・・真似できないよ・・・・・・

 

心の中では結構素直になってきたアスカ。

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